今年度の第一回「国際理解支援授業」を、平成26年10月7日(火曜日)狭山市立水富小学校の5年生2クラスを対象に実施しました。
今回は学校側の強い要望を受けての実施でしたが、外国人スタッフの都合がつかず、フィリピン、エチオピア、タイの3か国からの参加となりました。タイからは、荻原タナリンさんと宮岡プリヤポーンさんのお二人、エチオピアからは伊藤イヌエさん、フィリピンからは岡村リアリンさん、合計4名で5年生2クラスでの支援授業となりました。
9:45からの2時限目では、5年1組がタイの紹介、5年2組ではエチオピアとフィリピンの紹介、そして10:45からの3時限目は生徒さんに入れ替わってもらって、それぞれ45分間づつ担当しました。
授業の内容は、それぞれの国の基本情報(面積、人口、言語、宗教など)と生活習慣、教育制度、民族衣装、貨幣のことなど説明し、生徒からも活発に質問が出され、持ち時間はあっという間に過ぎてしまいました。
特にどの国もそれぞれの民族衣装を持ち込んで、丁寧に説明し、何人かの生徒は自分で身に着けてみて、興奮状態になっていました。
授業時間の間の15分間の休み時間にも外へ出ないで外国人支援者を取り囲み熱心に質問したり、民族衣装を交代で身に着けてみたり、最後には名残惜しそうにお別れしました。
担任の平岡先生、斉藤先生も大変喜んでおられました。
学校を出るときには、校長先生、教頭先生が見送って下さいました。最後には、来年も必ずお願いします、と頭を下げて居られました。
前回同様、生徒さんからのお礼の手紙が送られてくることを、外国人支援者、スタッフとも楽しみに待つことにします。
報告:日本語学習部会 草野喜実勝
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